病気とケガ

鼻血

鼻血

鼻血

乳幼児の頃は、鼻血を出すことが多いと思います。
鼻の粘膜は薄く、特にキーゼルバッハ部位と呼ばれる、指を入れると触れられる鼻の中央の硬いと感じられる部位は毛細血管が沢山あって、傷つきやすいところです。
子どもは、ムズムズすると指を突っ込んだり、鼻糞をほじったりすることがあるので、それで傷ついて鼻血がでることがあります。
また、せっかく鼻血が止まっても、指を入れて出来たてのかさぶたを掻き出してしまって、また鼻血がでてしまうことも。
そんな時の対処法を覚えておくと慌てないで、対処することができますね。

ハナ

鼻血の効果的な止め方

  1. 「びっくりしたでしょ、すぐ止めようね」と優しく声をかけて、椅子に座らせます。
  2. 「足のつま先を見てごらん」等と言って、うつむかせ、前傾姿勢をとらせましょう。
  3. 「お口で息しててね、ヨダレが出ちゃってもいいんだよ、つばがたまったら飲み込まないで吐き出してね」とティシュなどを下あごに当ててあげます。
  4. 鼻血のたれてくる側が分かればその側、分からなければ両側の、小鼻の少し上の辺りを中央に押し付ける感じに指でやさしく押さえてあげます(圧迫止血)。
  5. ふつうは5分位で止血できますが、20分以上止まらない場合には受診しましょう。

鼻血の間違いケア

鼻血の時の対応で、よくおこなわれている以下の対処法は、間違いなのでおこなわないようにしましょう。

上を向かせる、仰向けに寝かせる
よくやられている方法かもしれませんが、どちらも間違いです。血液がのどの奥を通って口に流れ、生臭くて吐き気を催したり、飲み込んで胃にはいると胃液で凝固し気分が悪くなることがあります。寝ると鼻と心臓が同じ高さとなり、止血しにくいことも。
鼻が心臓よりなるべく上の位置になるように、抱っこして起坐姿勢を支えるのもよいでしょう。どうしても横になりたがるときは、高枕で横向きに寝かせ、口にたまる唾や血液はティシュを敷いたボウルなどに吐き出させましょう。
首の後ろをたたく
医学的には根拠がありません。また、たたいたから止まったということは聞きませんし、逆に、止まりにくくなるという話を聞くことがあります。どうぞ、たたかないでください。
鼻の穴に脱脂綿やティシュで栓をする
圧迫止血の効果は期待できますが、止まったかなと抜きとったときに、粘膜をこすってしまい、収まりかけた傷をはがすことが起こりがちです。外側からの圧迫で止血できるのですから、あえてお勧めはいたしません。
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