こんな時どうする?

母乳やミルクを吐く

母乳やミルクを吐く

母乳やミルクを吐く

授乳はおかあさんにとって最初の育児行為ですね。うまく飲んでくれるか、ちゃんとおっぱいは出るだろうかと不安かもしれません。また、飲んでくれた後、母乳やミルクを吐いてしまうこともありますね。
この母乳やミルクを吐いてしまうのは心配なことなのでしょうか?
専門家による説明を見てみましょう。

『乳児保育の基本』
責任編集:汐見稔幸・小西行郎・榊原洋一
乳児によく見られる乳の嘔吐に溢乳(いつにゅう)があります。胃の入り口は噴門と呼ばれ、食物が胃に入ると収縮して閉じ、胃の収縮運動によって胃の内容物が食道に逆流しないようにできています。
私たちが飲み物を飲んだ後に逆立ちしても、胃の内容物が逆流して口から出てこないのは、この噴門のおかげです。

しかし、乳児はこの噴門が十分に締まらないことがよくあります。そのために、哺乳後に横になると、胃の中にたまっていた乳と胃液で凝集したヨーグルトのような半固形の内容(凝乳あるいはカードと呼びます)が口からだらだらと逆流してきます。嘔吐反射による勢いの強い嘔吐ではないものの、この溢乳という現象も嘔吐のひとつです。

溢乳は特に治療をする必要もなく、次第にしなくなっていくものです。対策としては、哺乳後乳児の背中をやさしくたたいてげっぷを十分にさせてあげることや、哺乳後に寝かすときには、枕などで頭部を高くすることなどが挙げられます。

ここにあるように、母乳やミルクを吐くのは病気などではなく、少しずつなくなっていくものなので、心配する必要はありませんし、授乳後、ゲップをさせる、寝るときに少し頭を高くすることである程度防ぐこともできますね。

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