こんな時どうする?

睡眠と夜泣き

睡眠と夜泣き

あかちゃんと睡眠

睡眠は生きていく上で欠かせません。大人も人によって睡眠時間が異なりますし、体調によっても変わります。これはあかちゃんも同じで、とてもよく眠る子もいますし、眠ったと思ったのにすぐに起きてしまうという子もいます。睡眠について専門家の説明を見てみましょう。

『乳児保育の基本』
責任編集:汐見稔幸・小西行郎・榊原洋一
あかちゃんの生活リズムを形成するものとして、睡眠は大きな要素となります。
新生児期では2~3時間間隔のサイクルで睡眠と覚醒を繰り返します。その間隔は少しずつ長く、規則正しくなっていきます。生後4ヶ月ごろには昼夜の区別がはっきりとするようになり、生後6ヶ月ころを過ぎると昼寝の摂り方も短くなり始めます。
6~7ヶ月を過ぎるこのころは、睡眠のリズムが確立する時期ですが、逆に「夜泣き」も始まります。
夜泣きには寝ている環境(温度、騒音など)、衣服や食事、あるいは昼間や寝る前の興奮、昼寝のしすぎ、大人の不安など多くの原因がありますが、生まれつきの資質も関連しているようです。やがては、睡眠のリズムの確立とともに減少していくものと考えられます。

ここにあるように、あかちゃんの睡眠は大人のリズムとは異なるので、お母さんが疲れ果ててしまうことがあります。
そのため、この時期には子育ての要となるお母さんの睡眠を確保することが重要になります。基本的には夜あかちゃんが起きてしまって眠れない時間があることを前提に、昼間でもあかちゃんが眠っている時には、できるだけお母さんも眠るようにするということがポイントです。
あかちゃんが眠っている間に掃除や洗濯、料理など家事を片づけてしまおうとするお母さんもいますが、子育てと家事を完ぺきにこなそうとして体調を壊してしまうことがあるので要注意。この時期には、できるなら家事を手抜きして、休める時にしっかり休むことも大切な工夫だということができそうですね。

夜泣き

参考文献にもあるように、生後6~7ヶ月過ぎ頃から夜泣きが始まるといわれています。夜泣きの原因ははっきりしていませんが、環境やからだの痛み、不快感等々さまざまなことが考えられます。
いずれにしてもある時期を過ぎるとなくなっていくものなので、少しの間、がまんが必要ですね。
夜泣きの原因を追究してみても、わからない場合が多いようです。
昼間は外気浴などをして心地よい疲れを感じるよう工夫する、リラックスして眠ることができるように明かりや音などに配慮するなどを試みてみましょう。

先輩ママの体験談 1
我が家では、少し遠出して出かけた日の夜は、必ずといってよいほど夜泣きをしました。家に来客があった日にも夜泣きが多かったように思います。きっと普段と異なる刺激があったことで、緊張感を感じたことが原因なのかなと思います。
夜泣きは大変でしたが、一時期のことなので、仕方がないとあきらめて、ひたすらガマンしかないかもしれません。
先輩ママの体験談 2
夜泣きが始まった時期、とても気になったのがご近所に迷惑をかけているのではないかという心配です。夜泣きが激しいと「わざと泣かせているのではないかと勘ぐられたらどうしよう」なんて余計な心配までしてしまい、疲労困憊した経験もあります。
今から考えると、よけいなことを心配してかえってストレスがたまってしまったなと反省しています。
最近近所のお子さんの夜泣きがひどくなって、お母さんが私と同じように考えているかもと思い見かけた時に「夜泣きで大変ね。私も苦労したわ」と声をかけてあげることができました。ご近所が顔見知りなら、「夜泣きでご迷惑をおかけします」と断っておくだけで気持ちが少し楽になるかもしれませんね。
私の知り合いのお母さんは、ご近所に知っている人がいなかったので、玄関に「夜泣きでご迷惑をおかけします」と貼り紙をしていたら、それを見た人が声をかけてくれて知り合いになったなんて話もありますよ。
1人で抱え込まないで、周りに積極的に働きかけるのも重要かもしれませんね。
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