こんな時どうする?

指しゃぶり

指しゃぶり

1.なぜ指しゃぶりをするの?

なぜ指しゃぶりをするのかについては、3つほど理由が考えられます。
第1に、指しゃぶりはあかちゃんの本能だということ。実は、お母さんのおなかの中にいる時からあかちゃんは指しゃぶりをしているそうです。あかちゃんは唇に何かものが触れると吸いつくという本能(反射)をもっていると考えられています。(原始反射参照)このような本能(反射)があるからこそ、お母さんのおっぱいを吸うことができるということができます。
次に心理的なもの。退屈な時、眠くなった時、さみしい時などに指しゃぶりをしていると考えられます。時々、欲求不満の表れとか愛情不足だから等ということがありますが、それほど大げさなものではなく、指しゃぶりをすることで何となく落ち着く、安心できるのではないかと考えられています。
そして、3つめは最も敏感な器官である口を使って、いろいろなものを確認しているということです。手が自由に動かせるようになると、手を口にもっていって盛んに指をしゃぶるのは、自分の手を確認している行為だと思われます。指をしゃぶりながら「これが手なんだ」なんて思っているのかもしれません。足を動かせるようになると今度は足をしゃぶりはじめることもあります。
いずれにしても、生後1歳くらいまでの指しゃぶりは、本能による生理的なもので、ほとんど害がなく、気持ちを落ちつけたり、周囲のものを確認したりしている行為なので気にする必要はありません。

2.指しゃぶりはいつまでさせていいの?

「3歳になっても指しゃぶりしてるけど大丈夫?」という不安をもつお母さんもいるようです。
まず1歳までの指しゃぶりは全く心配する必要はありません。2~3歳くらいになっても短い時間や寝ている時だけ指しゃぶりをするくらいであれば、やはり心配しなくていいでしょう。
但し、3歳を過ぎても、長い時間指しゃぶりをしているようなら、癖になってしまっているのかもしれません。

3.指しゃぶりをやめさせる工夫

3~4歳になって周りの子と接する機会が増えてくると、周囲の年長の子たちが指しゃぶりをしていないのを見て、自然に指しゃぶりをしなくなる事も多いと聞きます。
指しゃぶりをしなくなるには、やはり本人がやめようと思うことが大切ではないでしょうか。
保育園や幼稚園に行っているようなら、進級するタイミングで「もうそろそろ指しゃぶりはやめようか」と話してみてください。そして、少しずつガマンできるようになってきたら、すかさずがんばっているねと言葉にしてあげましょう。
強引にやめさせようとすると、本人にストレスがたまりかえってやめられなかったり、他の癖が出てきたりすることが多いので注意が必要です。いつもしゃぶっている指に絆創膏を貼ったら別の指をしゃぶり、指しゃぶりはダメ!と強く言ったら足の指をなめ始めたなどという話もあります。爪を噛む、目をパチパチさせる癖が現れたということも。
お誕生日などを境に、「指しゃぶりはやめようね」と本人に自覚を促して、ガマン強くなくなるのを待ちましょう。

保育士さんのアドバイス
保育園ではいろいろな子がいます。当然癖もいろいろです。指しゃぶりを気にする保護者さんが多いのですが、指しゃぶり以外にもさまざまな癖があります。
タオルの端っこを口にあてて眠る子、タオルを足に挟んで眠る子など。保護者に聞いた話では、お母さんの髪や二の腕、耳たぶを触っていないと眠れない子や、いつもお母さんのおなかを枕にしないと眠れないという子もいます。
このように指しゃぶり以外にもさまざまな癖がありますが、大きくなるにつれてだんだん恥ずかしくなってくるのか、ほとんどの子の癖は自然になくなっていきます。 指しゃぶりもほとんど自然になくなっていくので、あまり心配する必要はありません。
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