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できることが増える

できることが増える

できることが増える

子どもは成長とともに、少しずつ自分でできることが増えていきます。
但し、できるといっても完全ではなかったり、しょっちゅう失敗したりするのが普通です。
「自分でやる~」「お手伝いする~」といって始めたのに、途中でできなくなって「できない~」と泣きだしてしまうことや、お母さんが手伝おうとすると、「自分でやる」と突っぱねる、こんな風に行ったり来たりを繰り返す時期です。
お世話しているお母さんにすれば、自分でやろうとしてもできなかったり、時間がかかったり、手伝おうとしても納得しないし、となかなか大変です。
2歳を過ぎてスプーンやフォークを使って食べる、ズボンをはく、脱ぐ、3歳近くになればボタンやスナップ、靴の脱ぎ履きができると、少しずつできることが増えていくのを見ているのは嬉しいものです。
本人は「自分でできる」と思ってやっているのですが、食べ物はポロポロこぼしているし、自分で着替えたけど前後が逆になっているといったことがふつうです。

見るに見かねて、「お母さんがやってあげる」と言うと、「イヤ、自分でやる」と子どもとの戦いになりかねません。
こんな時、強引に手伝ってしまうと、子どもの「やる気」を抑えつけてしまうことになります。
実は、この頃になると子どもにもプライドがあって、自分でできる、自分で決められると自信満々なのです。そこで、「ほら、できないでしょ」といった言い方をしても「イヤ!できる!」と頑なになりがちなので、「もう少しでできそうね。少しだけ手伝おうか」というように、子どものプライドを傷つけないよう言い方にするだけで、得意げに「いいよ」と返してくることがあります。
また、自分でできることが増えても、先の見通しをたてることはほとんどできません。そのため、寒くなってきてもお気に入りの半そでを着ていこうとして譲らないなどといったことがあります。そういう場合も、「今日は寒いから長袖の方がいいよ。どれにしようか?」と子どもに決めてもらうようにしてみましょう。それでも「イヤ、着ない」と言ったら、長袖を持って出かけ、実際に寒そうにしていれば「寒くなったから着ようか」と着せてあげてもいいでしょう。
本人は「できる」と思っていても、失敗や不十分なことが多い時期です。一人前ぶっている我が子の様子を大らかな気持ちで見守ってあげてください。そして、失敗した時にはお母さんのところに戻ってこられる安心感を与えてあげてください。
子どもは失敗を通して、次のステップに進んでいきます。「残念だったね。でもきっとできるようになるから、明日またやってみようか」と声をかけてあげましょう。

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