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自己コントロール 

自己コントロール 

自己コントロール 

自己コントロールなんていうと、少し難しく聞こえるかもしれませんが、世の中は、何もかも自分の思い通りになるわけではなく、思い通りにならない場合は次の手を考える、場合によってはあきらめるといった、集団生活を送る上では欠かせない能力のことです。
 この力が備わっていないと、いつもイライラ、むしゃくしゃして、すぐにキレてしまうといった状態になってしまいます。
自己コントロールする力は、チャレンジする、学ぶ、知る、身につけるといったポジティブなこととは、全く逆のことのような気がするかもしれませんが、チャレンジしてもできないことは誰にでもあり、いつまでもできないことにこだわっていることが最適とはいえない場合もあります。
「チャレンジすること」「失敗すること」「がまんすること」「あきらめること」は誰もが経験することです。これらは逆の対立的なことではなく、これらのバランスの中から自我が育っていくのだと考えられます。
できなかった悔しい気持ちを「できなくてくやしいね」と受け止めながら、「明日はこうしてみたら」と現実的な方法をアドバイスしてみてください。

自我って何?

自我という言葉も少し難しい言葉ですが、人が「自分のことを自分らしいと思えること」、「自分は他人とは異なる独立したかけがえのない存在だと思えること」というような意味です。自分を愛し、自分自身に誇りをもつためには、ある程度自我が確立している必要があります。こういう言い方をすると、自分は特別とか、エライというように聞こえるかもしれませんが、特別でなくてもエラクなくても、誇りをもって生活している人はいますし、自分を愛しポジティブに暮らしている人はたくさんいます。
また、自我があるからこそ、他の人を尊重することもできます。
自我の確立というと大げさにきこえるかもしれませんが、特殊なことではなく、ほとんどの大人に当てはまる、「できることもできないこともある自分」を肯定的にとらえるといってもいいかもしれません。

乳幼児期に言う自我の芽生えとは「自己主張する時期」を表します。これが「いやいや期」であり、「反抗期」と言われる時期にあたります。自分は自分なんだという主張をする時期の子どもはまだまだ小さく、頭で理解のできる年齢ではありません。そのため、「いや」という言葉で表現をするしかないのではないでしょうか。「ぼくが・・」「わたしが・・」なのです。その経験をするうちに相手にも自我があることが少しずつわかっていくわけで、大いに「いやいや」をしたあと「あ、そっか。」と腑に落ちていくのかもしれません。自分はこうだけど、相手はこう思っている。それを理解するにはたくさんの友だちとのけんかと仲直りを繰り返す必要があります。

逆に自己主張しない子を持つおかあさんも悩んでいるそうです。そんなときには「あなたはなにがしたいの?」「いやって言っていいんだよ。」などと声をかけて言いやすい雰囲気作りをしてあげることが必要かもしれませんね。

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