あせらず「しつけ」

③ 反抗したい ④ 納得できない

子どもが言うことをきかない理由の残りふたつについて、考えてみましょう。

【反抗したい】

発達段階として、反抗したい時期というのは、ほとんどのお子さんに現れると思います。
1~2歳の「いやいや期」と呼ばれる自我の発達する年頃は、みなさんもご存知のことと思います。また、思春期もそうですよね。

そのような時期は、大人がムキにならずに「あ~!これが反抗期なのね・・」という客観的な目で見ていただけたらと思います。
人として成長していくにはとても大切な時期ですし、この反抗期を無理に押さえ込むことは、反抗期を長引かせ、子どもの自立を遅らせることにつながりかねません。

しかし、万年反抗期というお子さんがいます。また、注意しても言うことを聞かないという力関係が逆転しているご家庭もあることでしょう。そこは、大人の出方次第で改善も可能です。

■ 子どもが反抗したくなる大人の注意の仕方をあげてみます。

① 人格を否定する 「何回言わせたらわかるの?」
「だからあんたは馬鹿なのよ」
「あんたなんかにできるわけないでしょう」
② 人と比較する 「妹はちゃんとできているでしょう。なんでおにいちゃんができないの・・」
③ 認めない 「できてあたりまえでしょう」
「今頃やっても遅いのよ」
④ 口うるさい  「もうやったの?」「まだ?」「いつまでかかるの?」「あれはできたの?」「返事しなさい・・」
⑤ 頭ごなしに叱る ・・子どもの話を一切聞かない
⑥ 子どもの機嫌をうかがう 「仕方ないわね、今日だけよ」
「そんなに駄々をこねないで。わかったから・・」
⑦ その日によって言うことが違う  「今日はいいわよ。おかあさん機嫌がいいから。」

みなさんも親御さんに反抗したことがあると思います。どうでしょう。上記の例にあてはまりますか?
ちなみにうちの母は、①と④を併用します。ただ、母は私の人格を否定しているという意識はないでしょう。

 ほとんどの場合、知らずにやっているのです。ですから、ここでは「自分は②に当てはまる」と否定的に受け止めるのではなく
気づいた時点で、②のような言葉を使わないようにしていけばいいのです。
自分で気づき、言葉かけを変えていくと、子どもにも変化が訪れると思います。

【納得できない】も同様です。親がころころと意見を変えたり、理不尽な指示命令をしたりしたら、やはり納得できませんね。
前回お話した子どもへの伝え方を参考に、子どもが納得する説明をしましょう。

▲ ページTOPへ