親になる前に 〜児童虐待の要因と解決策について

社会的資源の活用

経済的な問題
社会的資源の活用

ただし、この場合、虐待に至らずに済む方法があります。
“子育てで困った時、お金がなくて困った時には、社会的資源つまりは、子育て支援センターとか、市の福祉課とか、保健所とか頼れるところがいっぱいある”ということを生徒に教えておけばいいわけです。
実際に困った時には、携帯で検索してみるでしょう。

社会的資源の活用

ここで、有効な授業はその場で、“子育てで困った時”などの検索ワードを設定して検索させてみることです。ただ単に「困った時にはこういうところがあるよ」と教えるだけでなく、練習させておくと、その知識の定着率が上がります。(これは別の項目でコモンセンスペアレンティングについての説明をしますが、そこで使われているスキルです。)

困った時には使える社会的資源が沢山あることを知っておくだけでも、貧困と虐待を切り離し、防ぐことができる虐待もあるはずです。

ただ、不遇な状況にある人ほど、公的な支援を信用していないし、頼れるものと思っていないところがあると聞きます。また成育歴の中で愛着の形成が不全な場合、人に対する信頼感が育っておらず、助けが必要な時も人を頼れないという傾向もあります。一筋縄ではいきませんが、そのことも含めて生徒には説明しています。

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