親になる前に 〜児童虐待の要因と解決策について

虐待の世代間伝達の割合

世代間伝達
虐待の世代間伝達の割合

虐待の世代間伝達は30%と指摘されたり(Kaufman&Zigler、1987年)、20%とされたり(中嶋2000年)、条件によりさまざまですが、数井みゆき氏は『世代間伝達をストップさせるだけの介入、つまり養育に関する正しい知識や健全な養育モデルの学習が、出産までの間のどこかでなされることにより、虐待の世代間伝達が防止できると考えられる。そのための外部からの介入がなされない場合において虐待は世代間伝達する』(数井2010)と述べています。
逆に考えると、虐待されていても教育を受けることができれば、7割もしくは8割の被虐待者は加害者にならなくても済むということです。

虐待の世代間伝達

虐待を受けたすべての人に世代間伝達が起こるわけではなく、教育や『自分はあんな育て方をしない』という強い意志などによって【B】群から【A】群になる。ただ【B】群のままの人も2〜3割いる、ということです。
また、矢印の下部分の人は虐待する可能性が高くなるとも言えます。もちろん上部分の人にも可能性はありますが。
矢印の下部分から上部分へ、どうにか持ち上げたい、持ち上げられればいいなと思ってやっています。

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