親になる前に 〜児童虐待の要因と解決策について

成育歴の自覚

世代間伝達
成育歴の自覚

この授業でポイントになるのが、生徒自身が『自分は虐待もしくは不適切な養育状態で育った。だから良いモデルを知らない。だから学習する必要がある』ということを自覚することが、出発点になります。
自分の育てられ方に問題はない。『殴られて育ったけど、厳しくされたおかげで強くなれた。』とか、『放ったからしで育てられたけど、自分で何でもできるようになった。』とは、生徒からよく聞くことです。
自分の育てられ方を否定することは自分自身を否定することになってしまいます。
自分のことを否定したくない気持ちは当然です。
そこに授業で取り上げる際、難しさを感じています。
「あなたの親の育て方にもいい面はあったけど、殴って育てる必要はなかったかもしれないね」「本当に放って育てられてたら、生きてないよ?どこかで、しっかりかまってもらってたはず」という投げかけが必要になってきます。

虐待の世代間伝達

どの親の育て方にも、良い点と良くない点がある。
良いところは真似しよう。
じゃあ、良くない点は自分の子どもにはしなければいい。

というところまで、持って行くには何度かやりとりして、たどり着いていくわけです。

そこで用いるのが次の教材(成育歴の振り返り)です。

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