親になる前に 〜児童虐待の要因と解決策について

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「自分の育てられ方の振り返り」

  • 下の資料は親の養育態度と子どもの性格の関連について示したものです。
    きわめて、個人的な、家庭内のことを記述することになるので、人に見られたくないという人は、左肩に○印を入れておいてください。記入があることだけを確認して、内容は読みません。
  • この図は、親の養育態度と子どもの性格の関連性について非常に短絡的に記述されていますが、父親の態度、母親の態度、両方から・・・など様々であるし、度合いや頻度にもよるので、あくまでも自分を振り返る参考に。

(1) 1.〜18は親の養育態度の例です。自分に当てはまるところに○をつけてください。

  1. ご飯のときはしゃべらない、とか宿題が完成していないと晩御飯なしとかの厳しいルールが決められていて、守らなかったら厳しく叱られた
  2. 何でも親の言うとおりにしないと、厳しい罰があった
  3. 着る服も決められて自分の好きな服は着られなかったし、おけいこ事も親が決めて好きなことはさせてもらえなかった。
  4. 何か悪さをしたときは、必ず殴られた。
  5. 食べ物をこぼしただけで、殴られたり、外に放り出された。
  6. 何かを失敗したり、テストで点が悪かったりしたら、「産まへんかったらよかった」とか「あんたなんか、うちの子違う」といわれた
  7. 学校であった嫌なことを話しても聞いてくれなかった
  8. ケガをして痛くて泣いていても、放っておかれた
  9. 風邪を引いて寝ていても医者に連れて行ってもらえなかった
  10. 幼い頃、忘れ物がないか持ち物を確認してくれた
  11. 叱られるときは、自分のした“悪さ”と同じくらいの程度で叱られた
  12. 叱られるとき、親の気分で叱られたことはない
  13. スーパーなどで、ダダをこねたら、おやつを買ってくれた
  14. 学校で先生に叱られてムカついたので、親に言ったら先生に文句を言ってくれた
  15. いつも、自分の言うことは何でも聞いてくれた
  16. 風呂上りにはいつも、着替えを置いておいてくれた
  17. 小学校の時はいつも時間割を合わせておいてくれた
  18. 部活動の後、疲れたと連絡すると車で迎えに来てくれた

(2)次に、次の図を見て、○印のついたところから、自分は何型かを確認してください。
たくさん、○あれば、すべて書き出してみてください

親の養育態度の例

【親の接し方と子どもの態度・将来の姿】
支配型:社会化、服従的で従順、大人の顔色をうかがう、自発性なし、消極的
残忍・残虐型:逃避的、不安で神経質または強情でサディズム的
拒否型:注意をひこうとする、落ち着きがない、反社会的、冷淡、不安、劣等感
無視型:攻撃的、警戒心が強い
服従型:不服従、無責任、不注意、乱暴なふるまい
甘やかし型:自己中心的、反抗的、忍耐力欠如、不作法、日課や規則を守れない
過保護型:幼児的、依存心が強い、嫉妬心が強い、神経質で潔癖、集団生活に馴染みにくい
保護型:感情が安定、思慮的、好奇心がある、親切神経質ではない

(3) 自分の育てられ方を振り返って、あなたの父親・母親・その他の養育者(祖父母や保育士など)は何型に近いですか(父・母がいなければ、記入しなくて大丈夫です。)

父親[ 型] 母親[ 型] その他[ 型]

(4) 自分の育てられ方で良かったところはどんなところですか。具体的なエピソードを思い出して書いてみてください

(5) 自分の育てられ方で、良くなかったところや、嫌だったことはどんなところですか。具体的なエピソードを思い出して書いてみてください。

(6) 自分は、どんな親になりたいですか。どういうところに気を付けて、子育てしようと思いますか。

というものです。
○○型の説明をするときには、「必ずこうなる、というモノではない。一つの例として考えて。同じ親でも、今日は甘やかしたなあ、とか厳しすぎたなあ、とかってあるので、こういう傾向がある、くらいに思ってくれたらいい」と解説しています。
中には何行も書き込んでくれる生徒もいますが、単語ひとつの生徒もいます。単語ひとつでもいいから、自己の成育歴を振り返ってみるということの取っ掛かりになればと思います。

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